ステーキの話
最近は安い肉を売っていて助かります。
私が小さかった頃、ビーフステーキのことをビフテキって呼んでいました。
今でも言うのかなビフテキって?
ビフテキは高級料理の代名詞で、めったにって言うか、ほとんど口にできないご馳走だったんだよね。
昔は。
確か、「ありがとう」って言う番組だったかな、水前寺清子と石坂浩二が出ていた。
そのホームドラマでこのビフテキをめぐって家庭内がごちゃごちゃするっていうコメディー番組やっていたような記憶があります。
番組のシナリオになるほどビフテキって高級品だったんだよね。
子供心に覚えてます。
でも、今はスーパーに行けば安い牛肉が千円以下で売っています。
前にも書いたけど私は赤身が好きなので高い肉は必要なし。
噛んでいると顎が疲れるくらいのやつが好きです。
オーストラリアの牛肉かな。
でも、安い肉なのにステーキを食べるとエライ贅沢したように感じます。
貧乏性だからね。
いつも食べてるラーメンと大して値段が変わらないのにね。
子供の頃の影響ってこわい。
で、不思議に思うんだけれどなんで今はこんなに安く肉が食えるんだろう。
昔と何が違うのかなぁ〜。
だって、私が子供の頃の食卓と今の食卓では明らかに違うもの。
ほんと、昔は高級品だと思っていた食品が下手をすれば毎日食卓に並ぶ。
何が変わったのかな。
そりゃ確かに昔のほうがうまかったものもあるよ。
みんな手作りだったから。
でも、今は格段に食事の質が向上している。
生産効率とか、テクノロジーの発達とか、流通とか、そういうことなのかな。
だとしたら凄いよね。
多分、大変な数の人達の知恵と努力がこの食卓の変化を作り上げているんだろうけど、どんな知恵や努力なんだろう?
全く知らない。
私も人間だけれども、ホント人間って凄いと思うわ。
安いビフテキ食べるたんびに感じます。