旅行の話

心に残った旅行

今から5〜6年前に伊豆へ旅行に行きました。パートナーと二人で行ったんだけれど、しごく普通の旅でした。

 

車で夜中に家を出て混まないうちに東京を抜け、海老名インターで仮眠をとった後、沼津に抜けました。沼津から西伊豆を経て、城ヶ崎海岸を通り稲取温泉に泊まり、次の日は天城峠を越えて再び沼津へ出てそのまま帰りました。まあ、定番のコースですね。

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ホント何気ない、特に盛り上がることもない旅でした。しかしです。感動が半端ないのです。ぐるっと回って沼津に戻った時、「あっ、これで旅行が終わっちゃうのか」って思うと悲しくて、悲しくて、もっと旅を続けたいって思ったのです。こんな気持ちは小学校時代に家族と旅行した時以来です。帰り道になると私と妹は決まって機嫌が悪くなるのでした。大人になってからは、旅行の帰りは早く家につきたい一心で、自宅で飲むビールことしか頭にありません。全く意外な感情でした。

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今でも時々この時のことを話すのですが、パートナーもやっぱり同じ気持ちだっだ様です。「なんであんなに感動したんだろうね?」ってお互い不思議がるのです。パートナーが言うには、「旅行の最中ずっと音が止まっていたね」って言います。確かに、音のないフィルムをずっと見ていた様な印象があります。それだけでは無く二人とも相当に感傷的な感覚に襲われていました。

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あれ以来、何度旅行に行ってもあの感動が味わえません。その後、伊豆へ何度も行ったのですが多少は感動しますが、やっぱりあの時の感動が得られません。何がどう違っているのか?

 

皆さんはそんなことありますか?何気ないことが妙に印象に残ってすごく懐かしく思えること。旅行に限らず、何かをした時、すごく高揚した感覚に襲われること。多分誰にもあると思います。すばらしい時間。