またまた音楽の話
ダイアストレーツというバンド
歴代、ハマったバンドは多々ありますが、一番ハマったバンドは何かと聞かれるとスティーリー・ダンとダイアストレーツかも知れません。なぜなら一番アルバムを持っているのがこの二つのバンドだからです。ほぼ全部持っているかな。
で、この二つのバンドに共通しているのが、最初聞いたときはそれほどでも無かったのに、歳とって聞いたら最高だったパターン、の2つなのです。
このダイアストレーツですがバンドと言いながら、ほぼマークノップラーというギタリスト一人のためのバンドです。ジャンルはロック&カントリーって感じかな。昔、MTVという洋楽の番組が放送されていました。夜中にやっていたのですが、本場アメリカでも流行ったようでMTV賞みたいなグラミー賞的なものもあったほどその当時はメジャーだったのです。(今もあるかな)そこでダイアストレーツのマネー・フォー・ナッシングという曲が賞を取りました。その曲の内容はMTVを批判した内容だったのですが。
そのマークノップラーのギターなのですが最高です。私泣きました。特に何しているわけではないのですが、いいのです、とっても!歌も語りかけてくるような半分喋っているような感じです。
私その頃渓流釣りにハマっていてその影響もでかいと思うのですが、自然の中に一日中いて釣りをした帰りに車で聞くと思わず「いいっ!」と叫んでしまいます。うちに帰って飲みながら聞くとさらにぶっ飛びます。何がそんなによかったんでしょうか? 分かりません。
自分なりに何がいいのか考えると、基本ダイアストレーツの曲って負け犬の歌なのかなぁ〜って思います。負けて帰ってきても「いいんだよ、いいんだよ、今日んとこはね。」って言われているような気がします。別に負けているわけでもないんだけれど、男は生物学的に弱い動物なのでそこらへんも関係しているのかなぁーなんて考えたりもしています。
まあ、負けていない方もぜき聞いていただきたいですね。とっても良いので。ブラザーズ・イン・アームスが有名ですが、自分はオン・エブリー・ストリートが一番好きです。
このダイアストレーツが解散した後、一時的にノッティングヒルビリーズというバンドをマークノップラーが結成したのか参加したのか分かりませんが、こいつもぶっ飛び最高です!