「女子は方向音痴」は嘘
空間認知能力に男女差なし
Date: January 27, 2020
Source: University of Limerick
昔から女性は地図を読むのが苦手と言われてきましたが、この研究では空間認知能力には男女差が認められなっかと言っています。
原始の時代、まだ農耕が行われない時代男性は狩に出ました。どこまでも獲物を追いかけ最後は仕留めます。しかし獲物を追いかけることに集中しすぎて帰り道がわからない!なんて事があったのか無かったのか?
何年か前にNHKで男女の脳の違いを特集した番組がありました。上に書いた話はその時のものです。つまり、帰り道がわからなければ、せっかく獲物をとっても村で待っている妻や子供に獲物を届ける事ができません。妻や子供は飢えてしまうのです。そのために男性の脳は空間を認識する能力を発達させたのだ!と番組で言っていました。
しかし、この研究ではそれを否定しています。研究の仕方は、二次元や三次元の物体を見せてそれが回転した場合に形がどのように変化するかを認識できるかどうかを男女で比較したようです。空間認識能力というやつですね。
で、結果は上に書いたように男女差はなかったそうです。これは衝撃的な内容ですね!今までずうーっと男の方が能力が高いと思っていました。だってドライブとかに行くと私の隣に座る女性はとんでもないナビをしてくれたり、毎日通っているところで道に迷ったりしていました。これは女性が地図を読むのが苦手なせいだと思っていましたが、という事は彼女の個人的な能力ということになるのでしょうか。かくいう私も道に迷う事がよくありますが・・・