ある一つの分子が肥満を増加させる。
27HCという分子
Date:August 28, 2019
Source:University of Houston
以前、乳がんの研究で乳がん患者は血中の27HC(27ヒドロキシコレステロール)という物質が健康な人に比べて3倍高いという報告がありました。
つまり乳がんになんらかの影響を与えている可能性があるということです。
で、今回の報告ですが、どうもこの27HCという分子が肥満の原因になっているというものです。
女性はホルモンの分泌が月単位で変化しますが、ある時期綺麗になったり、太りづらくなったり、元気になる時期があるそうですね。男の私にはわかりませんが。
その時何が起こっているかというと、エストロゲンというホルモンの分泌が増えるそうです。つまりエストロゲンは美人ホルモンなんですね!
話は戻って、この27HCですがエストロゲンが仕事をするためにくっつく受容体の活動を弱めてしまうのです。
結果、エストロゲンの働きが弱くなり太ってしまうとのことです。
エストロゲンは乳がんを防いだり体調を整えたりその他いろいろな働きがあるため、エストロゲンの働きを弱めてしまう27HCの増加は、いろいろな影響を体にもたらす様です。
今回の研究は、いろいろな作用の中で肥満に焦点を絞った研究でした。
しかし、27HCは完全な悪者かというとそうではないんです。
肝臓では過度のコレステロールを減らす役割もあるそうで、私にとっては大切な分子様です。その他にも色々やっているそうです。
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イソフラボンのサプリメントですがこのイソフラボンを取り込める人と取り込めない人がいる様で、そこらへんを考えて作られたサプリだそうです。