大きな道路の近くに住むのは要注意!
幹線道路や高速道路の近くの人は神経系の病気に罹りやすい!
Date: January 23, 2020
Source: University of British Columbia
バンクーバー在住の678,000人の成人の人を調べた結果です。年齢は45〜84歳、期間は1994〜1998年と1999〜2003年の二回計測した様です。
計測の範囲は郵便番号を使ったそうです。
この研究によると、大きな道路から50メーター以内に住んでいる人と、高速道路の150メートル以内に住んでいる人は、認知症、パーキンソン病、アルツハイマー病、あと多発性硬化症になるリスクが高いと報告しています。原因は空気の汚染と騒音によるものだそうです。13170人の認知症、4201人のパーキンソン病、1277人のアルツハイマー病、658人の多発性硬化症の人の住んでいる範囲を調べた様です。
特に認知症とパーキンソン病は、道路の近くで多かったそうです。
逆に緑の多い地域に住んでいる人は、上に書いた病気になりづらいそうです。
統計学的な結果ですが、やはり道路の近くに住む人は、有病率が高い様ですね。
研究者が言うには、都会の緑を増やし、車の量を減らすのが健康にとって良い影響をもたらすのだそうです。
緑の多い場所は大気汚染が少ないのは当たり前ですが、その他に移動に労力を要することと、人とのコミュニケーションの機会が病気になるリスクを減らすそうです。
最近レンタルサイクルなんかが都会で増えてきているのを見るとこれが病気の予防につながるんだなーと思います。運動による健康増進だけでなく、車の排気ガスを減らす役割も担えば一石二鳥という訳ですね!
でも田舎に住んでいるので、たまに雑多な都会に悪い空気を吸いに行くのも好きなんですけどね。